【観戦記】工大福井-高岡商

f:id:gonsu_apa:20160605211427j:plain

福井市フェニックススタジアムで行われた2回戦第一試合は

工大福井のエース田中投手と高岡商の土合投手の投げ合いとなった。

初回に工大は相手のエラーがらみで1点を先制。

その後、ノーアウト1、2塁を作るもチャンスで凡退。

結果的にここで1点に終わった事が、高岡商にいけるという意識をもたらしたような気がする。

その後、高岡商は、1アウトからヒットででたランナーが盗塁。

ここで野手のミスもあり、3進。

その後、キャッチャーのパスボール(もしくは投手の暴投)

で追いついた。

田中投手のスライダーに手こずっていたが、思わぬ展開で同点に追いついたことが

非常に大きかったと思う。

正直、完封されるのではというくらい、田中投手が良かったように感じた。

また、高松商の10番、土合投手も尻上がりに調子を上げ、

試合の終盤は、福井に打たれる雰囲気が全くなかった。

富山のショートやファーストの好守備も攻撃のリズムを作ったように感じられた。

そして9回ワンナウトから連打で1、2塁。

ここの攻撃も見事で、ランナー1塁からエンドランが成功するのだからチーム力があるのだと思う。

福井よりやや力が落ちると見ていただけに、非常にレベルが高いと感じさせた。

これで富山2位、かつエースの背番号をもらっていない投手が良い投球をするのだから富山のレベルは高い。

2アウトとなり、代打針山選手。

初球の外角直球をライト前に。

代打は初球振り抜けるかどうかが全てだと思っているので、これはお見事。

外野は浅めだったので、回すかは微妙だと思ったが、2塁ランナーはホームへ。

ライトからの返球が来るも、間一髪セーフで高岡商がサヨナラとなった。

どちらに転んでもおかしくない好ゲームだったが、

最後、福井はカットマンがカットしたことでアウトにできなかったような気がする。

浅い当たりで、カットせずとも良かったとは思ったが、送球的にはなんともいえない微妙な

ところだったかもしれず、ミスとも言い切れない。

勝負強かった高岡商。好投手相手に粘り勝ちは見事だった。

田中投手は良い投手でドラフト候補にも上がりそうな気配もある。

周囲の観客の話では、この日は、スカウトも足を運んでいたらしいがどうだろうか。

いわゆるアーム式と呼ばれる投げ方はプロでは嫌われるようだが、

この日の速球、スライダーは見事だった。

第2試合では敦賀気比の山崎投手が打たれてしまい、

夏に向けて不安が残る。

負けたとはいえ、工大福井が夏の選手権の筆頭候補だと思う。

工大福井は、もう少し打線が打つかと思っていたので、

拍子抜けではあった。高岡商左腕、土合投手が本当に良い投球を見せたのでそれも難しいか。

左投手本格派10番に加えエースと、2枚投手を揃えているので、

甲子園出場となれば、工大福井以上に期待が持てるかもしれない。